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おいしいいちごの育て方

 

 

いちごは家庭菜園でも人気です。
あの色あの味、当然人気があって当たり前ですよね。
うちでも育てています。

自宅でイチゴ狩り!とまではいきませんが、ちょっと育てていると美味しくて、子どもたちも大喜びです。
いちご
いちごは苗から育てます。
と言うか、WEB上では種から育てている情報もありますが、種から育てている人に出会ったことはありません。

秋から冬にかけて通販やホームセンター等で苺の苗が販売されますので、それを買って育ててください。
いちごの種類も豊富に揃えているお店などもありますのでお好みでどうぞ。

うちでは、元祖いちごの宝交早生を育てています。
「八雲(幸玉)」と「タホー」を交配したもので、家庭菜園で作りやすいいちごです。
ちなみに宝塚で生れたため「宝交」と命名されたそうです。
もちろん甘みが強く、美味しいイチゴです。

イチゴ苗を露地栽培

スケジュール

いちごの露地栽培◯苗床作り 10月
◯定植 10~11月
◯肥料 定植後1ヶ月目、2月頃、開花時
◯収穫 5月
◯マルチング 真冬
◯収穫後 翌年の苗の育成

必要なもの

マルチング

 

苺の苗の植え付け時期は秋、10月~11月で翌年春に収穫が楽しめます。
いちごは浅く根を張るので、植え付け時もクラウンをしっかり出して浅めに植えつけます
株間は20~30cm程度です。

定植後たっぷり水やりをしてください。
その後も土の表面が乾くと適時水やりをします。
いちごは乾燥に弱いので、株元がいつも湿っているぐらい水やりをします。

定植する苗床は2週間ほど前に平米あたり100g程度の苦土石灰、150g程度の有機肥料を撒いてよく耕しておいてください。

 

定植後1ヶ月程度で少量ですが追肥をします。
油粕などの有機肥料を1平米あたり50g程度です。

その後冬になると葉が枯れますので、枯れた葉はくき部分から取り除いてください。
寒さには強いですが、敷きワラなどしてあげると乾燥を防ぎ生育が良くなります。

ちなみにうちでは植付け時から収穫時まで黒マルチをしています。
雑草を抑制し、保温効果や収穫時の土の跳ね返りを防いでくれるので便利です。

2月に追肥をします。
リン酸の多い有機肥料が良いです。

4月頃から開花が始まります。
この時期に再度追肥を行います。
このタイミングでもリン酸の多い有機肥料か即効性の高い液肥を使うと良いです。
開花後3~4日で筆などを使って受粉をすると実付きが良くなりますが、あまり気にすることもないでしょう。

待ちに待った収穫です。
開花後1ヶ月、5月になれば自宅でイチゴ狩りができるかもしれませんね。

収穫が終われば、来年に向けていちごの子株作成に入ります。

イチゴ苗をプランター栽培

スケジュール

定植から収穫までは露地栽培と同じです。

用意するもの

◯プランター(最近はいちご専用の物もあるみたいです)
◯鉢底石
◯培養土(こちらもいちご専用などもありますので、使ったことはありませんが良いはずです)
◯液肥が使いやすい

 

いちごはプランターでも露地栽培に負けないぐらい収穫できるので、プランターや鉢植えで育てている方が多いです。
うちでも一部プランター栽培をしています。

露地栽培と違い注意したいポイントは水切れ、肥料切れをいかに無くすかというところです。

 

まずはプランターに鉢底石を敷いて培養土を入れます。
普通のプランターには2株ないしは3株のイチゴ苗を植えます。
そして1番日当たりの良い場所に置きましょう。

プランター栽培の場合でも露地栽培同様たっぷり水やりをします。
肥料は培養土を使用するので、開花するまでは月に1回程度液肥を与えます。
開花後は週に1回と、肥料の量を増やします。
肥料切れ、水切れは厳禁ですよ

ベランダガーデニングの場合では開花後なかなかミツバチなど虫がやってこないので、2~3日したら人工授粉しましょう。

人工授粉と言っても簡単です。
柔らかい筆で苺の花を優しくこするだけです。

1ヶ月程度で美味しいイチゴが楽しめますので頑張ってください。

 

いちごのナメクジ対策

いちごの害虫や病気は良い土で育てたり、またマルチングなどをしていると大して気になりませんが、ナメクジは大敵です。
赤く実ったいちごめがけてやってきます。

いちごを採ったその場で食べたりするので、農薬など薬は使いたくありません。
できるだけ自然に退治したい。

コーヒーのだしがらで
コーヒーを飲まれる方でないと出来ませんが、ドリップなど入れ終わった珈琲の豆というか粉をプランター外側へ撒きます。
これで珈琲の匂いがダメなのかナメクジは寄って来ません。

ただし雨などでコーヒーの粉が無くなってしまうので、適時補充しなければなりません。
ちょっと面倒ですが美味しく大事に育てたいちごを先取りされては困るので、頑張りましょう。

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